市場の変化を見逃すな!成功する企画のポイント - 企画書・提案書・プレゼン資料の書き方 | mugs.jp

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当たりそうな企画を思いつけ!企画を考える編

5.市場の変化を見逃すな!成功する企画のポイント

政策変化や規制緩和を活用したビジネスモデルの提案

◆企画書の考え方/まとめ方>企画を考える編

 企画を考える際には、「新技術」や「規制緩和」「○○革命」などのタイミングが重要なチャンスとなることがあります。これらの要素に注目し、企画に結びつけることができれば、その企画は鮮度が高く、動機にもつながるでしょう。
例えば、インターネット技術の普及によって、「ネット通販」や専門業者による専業が一般的になりました。また、民営化や自由化、経済活性化の政策が取られたことで、市場が開放されたり新しいサービスが生まれたりすることがあります。過去には電力業界や郵便事業、鉄道業界などが、規制緩和によって新たな参入者や新しいサービスが生まれることで大きな変革を迎えました。こうした波に乗って、派生した業務やサービスを企画することは、合理的かつ効果的な手段であることが多いです。

 また、政策の変化も企画のチャンスとなり得ます。例えば、2020年の東京オリンピックに向けて、日本政府は訪日外国人旅行客の増加を目指し、ビザの緩和や新幹線の拡充などの政策を実施しました。これにより、外国人旅行客の増加に伴い、観光客向けのサービスやアプリなどが企画されることとなりました。

 こうした例からも分かるように、新しい技術や政策の変化、規制緩和などの波に乗って、派生した業務やサービスが企画として理にかなっていることがあります。ただし、IT技術やインターネットの普及などは既に当たり前となっていることが多く、そのままのアプローチでは新しい価値を生み出すことが難しい場合があります。自分の業種や業界団体の動向を把握し、切り口を変えたり、新しい視点を加えたりすることが必要です。企画を考える前に、リサーチをして、最新の動向に敏感になることが重要です。


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