企画の背景や、成功を裏付ける上で、今やるに値する情報やデータが必須になります。“企画を考える”のほうでも書いているとおり「今やらなければ意味がない」と思えるほどの動機がなければ、皆話を聞いてくれない上に、企画が通ったとしても、その後の反応や実務には、やる気や切迫感は感じられないかもしれません。
背景を語ってみたものの、信憑性がなければ後の話も疑わしい企画になってしまいます。なぜならばこんな資料やデータがあります。という動機づけが必要です。なので、業界を取り巻く状況や、規制緩和や新技術といった「今やるに値する」鮮度のある情報やデータを改めて入れてみてはどうでしょう? お客やユーザーを取り巻く変化が起こるはずです。そこから導かれる、考察や推論から理論や結論を導いているという形で展開するのが、ありきたりですが一般的な手法でしょう。
データや資料は欠かせませんが、資料やデータを都合の良い部分だけ利用したり捏造するようなことは当然ご法度です。